はじめに
ブログを始めてから、「プラグイン おすすめ」で検索するたびに、こんな見出しばかり目にしてきました。
「絶対入れるべきプラグイン20選」 「最強のWordPressプラグイン30選」
正直に言うと、最初は面食らいました。
金融機関で30年近く働いてきた私にとって、「とりあえず全部入れておく」というのは、あまり性に合いません。新しいシステムやツールを導入するときは、「本当にこれは必要か」「何のために入れるのか」を一つずつ確認してから使うのが当たり前でした。プラグインも同じだろう、と思ったのです。
そこで今回は、実際にブログ管理画面を確認しながら、私が今、有効化して使っているプラグインだけを紹介します。数えてみたら、ちょうど7個でした。

「入れて良かったもの」だけでなく、「入れようか迷ったけれど、結局入れなかったもの」まで、正直にお伝えします。今のところ、この7個で特に困ったことはありません。
プラグインとは何か(初心者向けにひとことで)
専門的な説明は他のサイトに譲るとして、私なりのイメージをお伝えすると、
WordPressというスマートフォンの本体に、あとから追加でインストールするアプリのようなもの
です。
WordPressそのものにも最低限の機能は入っていますが、SEO対策やお問い合わせフォーム、バックアップなど、「もう少しこういう機能が欲しい」というときにプラグインを追加します。
ただし、スマホのアプリと同じで、入れすぎるとサイトの動作が重くなったり、プラグイン同士がぶつかって不具合を起こしたりすることがあります。「便利そうだから入れる」ではなく、「今の自分に本当に必要か」で判断する。これが、ブログを始めてから身についた基準です。

私が選んだ基準
数あるプラグインの中から、次の3つの基準で絞り込みました。
✔ 本当に必要かどうか 「あったら便利」ではなく、「ないと困る」レベルのものだけを残しました。
✔ 評判・実績があるか 利用者数やレビュー、更新頻度(最終更新日が古すぎないか)を確認しました。更新が止まっているプラグインは、セキュリティ面でも不安があるためです。
✔ SWELLとの相性が良いか 私が使っているテーマはSWELLです。SWELL公式サイトでも推奨・非推奨プラグインの情報が公開されているので、迷ったときはそちらも参考にしながら、機能が重複しないものを選びました。
実際に使っているプラグイン7選
WordPress管理画面の「プラグイン」一覧を確認しながら、実際に有効化しているものを一つずつ紹介します。
① Site Kit by Google
用途: アクセス解析・Google検索からの流入状況の確認
Googleアナリティクス(GA4)、Search Console、AdSenseなどの情報を、WordPressの管理画面からまとめて見られるプラグインです。Googleが公式に提供しています。
毎朝、記事を書く前にダッシュボードを開いて、前日のアクセス数やどの記事が読まれているかを確認するのが日課になりました。
最近このSite Kitがきっかけで、自分のサイトのLCP(Largest Contentful Paint、表示速度の指標のひとつ)が「Poor(不良)」判定になっていることに気づきました。日々の数字を見ているからこそ気づけた問題で、原因調査は今も進めているところです。

評価:★★★★★

② SEO SIMPLE PACK
用途: SEO対策の基本設定
SWELLの開発者「了」さんが作っているSEOプラグインです。SWELLと同じ開発者なので相性が良く、設定画面もすべて日本語対応しています。
メタタグやOGP(SNSでシェアされたときの表示)を記事ごとに簡単に設定・カスタマイズできる、シンプルなSEOプラグインです。私はGoogleアナリティクスやSearch Consoleの確認はSite Kit側で行っているので、SEO SIMPLE PACKでは主にメタディスクリプションやnoindexの指定、OGP設定に使っています。
注意点として、SEO SIMPLE PACK自体にはXMLサイトマップを自動生成する機能がありません。この点は後ほど「プラグインを増やさなくて済んだ機能」の章で詳しく書きます。

評価:★★★★★


③ CloudSecure WP Security
用途: セキュリティ対策
管理画面とログインURLをサイバー攻撃から守る、国産・日本語対応のセキュリティプラグインです。各機能を有効/無効で切り替えるだけの簡単な設計で、専門知識がなくても迷いませんでした。
導入してから、実際に不正なアクセスがブロックされた通知を何度か受け取っています。例えば2026年8月9日には、「OSコマンドインジェクション」と判定された不正なアクセスをブロックしたという通知が届きました。管理画面から詳細なログも確認できます。最初は正直「え、狙われてるの?」と驚きましたが、ブログを公開している以上こうした攻撃は日常的に来るものだと理解してからは、通知が来るたびに「ちゃんと働いてくれているんだな」と安心材料に変わりました。

評価:★★★★★
④ Contact Form 7
用途: お問い合わせフォームの作成
シンプルで柔軟なお問い合わせフォームプラグインです。ブログを公開するにあたり、読者や企業から連絡を受け取れる問い合わせ窓口は用意しておきたいと考え、導入しました。無料で、日本語の情報も豊富にあるため、初心者でも設定しやすいプラグインです。
評価:★★★★☆
⑤ WP Multibyte Patch
用途: 日本語環境の文字処理を補強
WP Multibyte Patchは、日本語版WordPressでマルチバイト文字をより適切に扱うための機能を補強するプラグインです。目立つ機能があるわけではないため、導入後に大きな変化を感じたわけではありませんが、日本語でブログを運営するための補助役として使っています。
評価:★★★★★
⑥ EWWW Image Optimizer
用途: 画像の圧縮・表示速度の改善
EWWW Image Optimizerは、画像の圧縮やWebPなどへの変換に使える画像最適化プラグインです。私のブログではアイキャッチ画像やスクリーンショットを多く使うため、画像を少しでも軽くする目的で導入しています。
導入した当初は、正直なところデフォルトのメタデータ削除(EXIFやカラープロファイルなど、画像そのものの表示に関係しない情報を削除する機能)だけが有効になっている状態で、遅延読み込みやWebP変換はオフのままでした。遅延読み込みについては、SWELLにも同様の機能があるため、機能が重複しないようあえて有効にしていません。
一方で、サイトのLCPが「Poor」と判定される問題を抱えていたこともあり、この記事を書くタイミングでWebP変換を有効にしてみました。設定画面で「WebP変換」にチェックを入れ、既存の画像に対しても一括最適化を実行。さらに、WebP画像をきちんと配信するための設定(リライトルール)も追加したところ、確認用のテスト画像が赤い「PNG」表示から緑の「WEBP」表示に変わり、配信設定が正しく機能していることを確認できました。
これでWebPへの対応は整いましたが、LCPの数値がどこまで改善するかはまだこれからの確認事項です。画像サイズだけでなく、SWELLの設定やその他の要因も含めて、引き続き様子を見ているところです。

評価:★★★★☆

⑦ BackWPup
用途: バックアップ
WordPressのバックアップ用プラグインです。万が一の誤操作やトラブルに備えて、定期的な自動バックアップを設定できます。前職で「バックアップを取っていなかったせいで大変な思いをした」という話を何度も聞いてきたこともあり、これだけは真っ先に導入しました。
とはいえ正直に言うと、導入しただけで満足してしまい、具体的な設定はずっと後回しにしていました。この記事を書くタイミングで、改めてちゃんと向き合うことに。セットアップウィザードに沿って、バックアップ対象(ファイル・データベース)はデフォルトのまま、頻度は初期設定の「Monthly(毎月)」から「Weekly(毎週)」に変更。保存先はサーバー内保存(Website Server)を選択しました。クラウド保存(Google Drive)も試してみたかったのですが、今回はうまく選択できなかったため、まずはサーバー保存のみでスタートしています。
設定を保存すると、その場で最初のバックアップが実行され、「2秒で作成しました」という表示とともに完了。バックアップは「取っているかどうか」だけでなく、「どこに、どのくらいの頻度で保存しているか」まで含めて確認しておくことが大事だと、今回改めて感じました。

評価:★★★★☆
プラグインを増やさなくて済んだ機能
「10選」「20選」の記事でよく紹介されているのに、私が今は専用プラグインを入れずに済んでいる機能が2つあります。
XMLサイトマップ
最初は、SEO SIMPLE PACKにXMLサイトマップ機能がないと知り、専用のサイトマッププラグインを探していました。
ところが後になって、WordPressにはバージョン5.5以降、標準でXMLサイトマップを自動生成する機能が搭載されていることを知りました。自分のサイトのURLの末尾に「/wp-sitemap.xml」と入力するだけで、プラグインなしでも投稿・固定ページ・カテゴリーなどのサイトマップが自動的に出力されていたのです。

これを知ったときは、「え、最初から入っていたの?」と拍子抜けしました。WordPress標準のXMLサイトマップは、専用プラグインと比べると細かな設定の自由度は高くありませんが、今の私のブログでは標準機能で十分だと判断しています。専用プラグインは入れずにそのままSearch Consoleに登録して使っています。
目次
SWELLには目次を自動生成する機能が標準で搭載されています。実際に使ってみたところ、デザインもブログ全体のトンマナ(アイボリー・セージグリーン・バーニッシュゴールドを基調にした配色)に馴染んでいて、特に不満はありませんでした。
そのため、目次専用のプラグインは導入していません。テーマにすでにある機能とプラグインが重複すると、余計な処理が増えてサイトが重くなる原因にもなりかねないため、「テーマにある機能はまずテーマのものを使う」という方針にしています。

導入を検討して、今は見送っているもの
- キャッシュ系プラグイン:SWELLの機能やサーバー側の高速化設定と重複する可能性があるため、現時点では見送っています。LCP改善の調査を進める中で、必要性を再検討する予定です。
- 多機能型のSEOプラグイン(All in One SEOなど):SEO SIMPLE PACKで十分に事足りており、機能が重複するため導入していません。
- リンク切れチェック系プラグイン:記事数がまだ少ないため、今のところ手動での確認で対応しています。記事が増えてきたら導入を検討するかもしれません。
「話題になっているから」「みんな入れているから」ではなく、「今の自分のサイトの規模と目的に合っているか」で判断する。これが、ブログを始めてから一番身についた考え方です。
私の現在のプラグイン一覧
現時点(2026年8月)で、serenelife62.comに導入・有効化しているプラグインをまとめます。
| プラグイン | 用途 | おすすめ度 |
|---|---|---|
| Site Kit by Google | アクセス解析・Google検索からの流入確認 | ★★★★★ |
| SEO SIMPLE PACK | SEO基本設定 | ★★★★★ |
| CloudSecure WP Security | セキュリティ対策 | ★★★★★ |
| Contact Form 7 | お問い合わせフォーム | ★★★★☆ |
| WP Multibyte Patch | 日本語環境の文字処理を補強 | ★★★★★ |
| EWWW Image Optimizer | 画像圧縮・表示速度改善 | ★★★★☆ |
| BackWPup | バックアップ | ★★★★☆ |
XMLサイトマップ・目次機能は、いずれもプラグインを追加せず、WordPress標準機能・SWELL標準機能で対応しています。
なお、この一覧は「今の私に必要なもの」であって、すべてのブログ初心者に当てはまるとは限りません。サイトの規模や目的、使っているテーマによって、最適な組み合わせは変わってくるはずです。あくまで一つの実例として参考にしていただければと思います。
使ってみて思ったこと
一番強く感じたのは、
プラグインは、数が少ないほど「何が原因か」を特定しやすい
ということでした。
ブログを始める前は、「便利な機能はとりあえず全部入れておいた方が良いのでは」と考えていました。しかし実際に管理画面を見返してみると、今動いているのはたった7個。それぞれが何のために入っているのか、すべて説明できる状態を保てているのは、思っていた以上に安心材料になっています。
また、SWELLというテーマ自体の機能が充実しているため、「プラグインを入れなくてもテーマだけで済む」場面が想像以上に多いことにも気づきました。目次はSWELLの標準機能で対応でき、XMLサイトマップについてもWordPress本体の標準機能を利用しています。プラグインを探す前に、まずテーマやWordPress自体に同じ機能がないか確認する習慣がついたのは、大きな収穫でした。
現在も進行中の課題として、サイトのLCP(表示速度)が「Poor」判定になっている問題があります。原因はまだ特定できておらず、画像サイズやSWELLの設定、そのほかの要因も含めて調べているところです。プラグインの導入・設定だけでなく、こうした技術的な調査も含めて、これからも「実際にやってみた記録」として発信していきたいと思っています。

まとめ
60代からブログを始めた私が、実際に管理画面を確認して「本当に必要」と判断できたプラグインは、次の7つでした。
- Site Kit by Google(アクセス解析)
- SEO SIMPLE PACK(SEO基本設定)
- CloudSecure WP Security(セキュリティ対策)
- Contact Form 7(お問い合わせ)
- WP Multibyte Patch(日本語環境対応)
- EWWW Image Optimizer(画像最適化)
- BackWPup(バックアップ)
そして何より、「入れないという選択」も立派な選択肢のひとつだということを、ブログを始めてから学びました。目次機能やサイトマップ機能のように、テーマやWordPress自体にすでに備わっている機能を知らずに、わざわざプラグインを追加しそうになったこともありました。導入する前に、「これは本当にプラグインでなければできないことなのか」を一度立ち止まって確認する。この視点は、ブログ初心者にこそ持っていてほしいと感じています。
これから60代でブログを始めようと考えている方の、少しでも参考になれば幸いです。
この記事は、実際に現在使っているプラグインをもとに随時更新していきます。
新しく導入したプラグインや、逆に不要になったものがあれば、その都度追記していく予定です。
ブログを運営しながら、実際に使っているプラグインを紹介しています。
今後、新しく導入したものや不要になったものがあれば、この記事も更新していきます。

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